最近のボブ


最近のボブに関する様々な話題

最終更新日: 2001/9/23


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いつでも情報/激励を求めています。
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2001/9/4(火)
■「アイデン&ティティ」第3部連載開始

2001年8月25日、青林工藝社から発売された隔月漫画雑誌「アックス」の発売号vol.22より、みうらじゅん氏の「アイデン&ティティ」第3部が連載再開しました。

あいかわらずボブ・ディランも作中に登場し、みうら氏による、折り込み特大ボブ・ディラン・カラーイラストが雑誌にはついてきます。(ヴィレッジ・ヴァンガードのアメリカ村店でこの雑誌売ってました)

(掲示板 わとそんさんの書き込み #1150に感謝)




2001/9/4(火)
■アルバムレビュー、掲載(誉められる)

2001年9月1日発売の雑誌「ロッキングオン」と「プレイヤー」 に Love And Theft のレビューが掲載されました。

前者、松村雄策さんの評は前置きが長すぎますが「ボブ・ディラン版アメリカンルーツ」と誉めています。後者、加藤正人さんの評は「ローファイでレトロかつ、隠し味的斬新な音使い」と誉めています。

また、9月2日 New York Times にはグレイル・マーカスさんの長い評が掲載されました。(原文 - HWY61-L / newsgroup: rec.music.dylan への投稿)

(掲示板 Hori さんの書き込み #1158に感謝)




2001/9/4(火)
■ 独自ジャケット? (どう違うねん)

2001年8月29日、日本のソニーのページ が更新されました。それによると、9/6発売の雑誌(?)Sabraにて菅野ヘッケル氏×北村和哉氏対談掲載、だそうです。

その他、新たに、秋のツアー日程、参加ミュージシャンの詳細、"Love And Theft" ページ など情報追加されました。「アルバムのジャケットは、日本独自」だそうです。

(掲示板 おじいちゃんの鉄カブトさんの書き込み #1153に感謝)




2001/9/4(火)
■J-WAVEの番組、ボブ・ディラン特集

日本のソニーのページ によれば、2001年9月9日(日)23:00-24:00 J-WAVE「BEAT ON THE ROAD」(DJ:ロバート・ハリス)はボブ・ディラン特集だそうです。




2001/9/4(火)
■ラリー、レノン・トリュビュート・バンドに参加

ボブの天才ギタリストラリー・キャンベルは、アメリカのTNT-TV の特番 COME TOGETHER: A NIGHT FOR JOHN LENNON のハウスバンドに参加予定です。 LARRY CAMPBELL webpage によれば、番組収録は2001年9月20日、全米放映は10月9日の予定です。




2001/9/4(火)
■チャーリー出演のSRVトリュビュートがTV放映

アメリカ PBS-TV では、故スティーヴィー・レイ・ヴォーンのバンド Double Trouble がゲストを迎えて 2001年1月12日に行ったコンサートの 番組 を放映します。 コンサートには地元オースティンのミュージシャン、スーザン・テデスキや、現在のボブのギタリスト、 チャーリー・セクストンも出演しています。




2001/9/4(火)
■ アルバムのCMネットで見れます !

2001年9月11日発売予定のボブの新作 Love And Theft ですが、コロンビアはアルバムのTVCMを製作しました。

8月28日から、公式サイト bobdylan.com にて一般公開。(Windows Media format)9月3日から全米でTV放映されてます。

bobdylan.com によれば、アルバム収録曲 "Tweedle Dee & Tweedle Dum," が流れるCMには、伝説的カード師 Ricky Jay とボブが出演。監督は Kinka Usher です。




2001/8/26(日)
■秋の北米ツアー発表

2001年8月24日、公式サイト bobdylan.com は秋の北米ツアー日程を発表しました。それによると、ツアーは前座なしボブのみ。アリーナ規模の会場+ジェネラルアドミッション(スタンディング)が多く、10月5日から11月24日まで全33公演が予定されています。

新作発売後初めてとなるツアーのチケットは、bobdylan.comのページで先行予約もされますが、詳しくは偉大なビル・ペイゲルさんの日程情報ページ Bob Dates へ。

(掲示板 Snufkin さんの書き込み #1147に感謝)




2001/8/26(日)
■夏のツアー終わる

2001年8月25日、カリフォルニア州ランカスター公演で夏のツアーが無事終了しました。8月10日から16日間で13公演でした。詳しくは最近の公演、偉大なビル・ペイゲルさんの日程情報ページ Bob Dates へ。

ボブたちは10月までオフと思われますが、 メイリング・リスト HWY61-L / newsgroup: rec.music.dylan への投稿や、Expecting Rain などでは、9月13日にCBS-TVの番組デービッド・レターマン・ショーに出演と噂されています。(今のところ不明)




2001/8/26(日)
■新作全曲ネットで出まわる

2001年9月11日発売予定のボブの新作 Love And Theft ですが、すでに全曲の音と、聞き取られた歌詞がネットでやりとりされています。

また8月20日には、公式サイト bobdylan.com で新曲 "Po' Boy" が無料ダウンロードされました。当初技術トラブルもありましたが素早く解決され、不具合への謝罪のことばなど、その対処も見事なもので、ファンサービスの精神、さらに新鮮な情報提供など、公式サイトの鏡といえます。

(掲示板 Desolation Row さんの書き込み #1143に感謝)




2001/8/20(月)
■音源出まわりはじめる

2001年9月11日発売予定のボブの新作 Love And Theft ですが、音が流れ出しています。

8月17日、NY のラジオ局 WFUV がオンラインで初オンエアしたアルバムの何曲かは mp3ファイル化され、ネット上でやり取りされだしました。さらに19日、日本のラジオ局 TOKYO FM「福山雅治 TOLKIN'FM」でも アルバムの曲 "Summer Days" が流れたそうです。さあ、今こそ地元のラジオ局へリクエストする時です。

また日本の ソニーのページ では "Summer Days" が 試聴できます。(要 MediaPlayer か RealPlayer)

(掲示板 Desolation Row さんの書き込み #1140と1142、住田さんのメールに感謝)




2001/8/18(土)
■"Po' Boy" 先行ダウンロード

2001年8月20日、bobdylan.com で新曲 "Po' Boy" が無料ダウンロードできます。(音を聴くには Windows Media Player が必要です。)
以上、2001年8月18日 bobdylan.com のメイリングリストでアナウンスされました。




2001/8/18(土)
■日本盤9月12日発売

今週、ソニーのページも更新されました。それによると、日本盤 「LOVE & THEFT」 は2001年9月12日発売。初回生産分のみ12Pオールカラーブックレット とボーナス・ディスクプレゼント応募ステッカー付き。また、タイトル表記も「LOVE & THEFT」で統一されています。

また同ページによれば、雑誌レコード・コレクターズ表紙・特集 (9/15売)、ミュージック・マガジン特集(9/20売) が決定だそうです。

(原田さんのメールに感謝)




2001/8/18(土)
■ハンク・ウィリアムズ・トリュビュート 9月25日発売

2001年9月25日、ハンク・ウィリアムズのトリュビュート・アルバム Timeless が発売されます。ボブの歌う I Can't Get You Off My Mind も収録予定です。LARRY CAMPBELL webpage によると、2001年3月頃、現在のバンドと録音されたと思われます。 (2001年3月30日のボブ参照)




■ボンドの結婚式に出席

SKY News の記事によれば、2001年8月4日、ボブ・ディランはジャック・ニコルスン等と一緒に、アイルランドで行われた俳優ピアース・ブロスナンの結婚式に出席しました。ちなみにブロスナンにはディランという息子がいるそうです。




■ツアー終わってまた始まる

2001年7月28日シシリー公演でヨーロッパツアーは無事終了。35日間で23公演でした。(悪天候で1公演中止)

2週間弱のお休みをはさみ、8月10日アイオワ公演からはアメリカツアーが再開しています。初日8月10日公演は、地元の企業が社員サービスとして、社員140人をボブのコンサートに招待するという心温まる話でも話題になっています。アンコールが3回もあり、きっと素晴らしい観客だったのでしょう。詳しくは最近の公演へ。




■サン・レコード・トリュビュート

噂のあった、サン・レコード・トリュビュート・アルバムですが、ついに2001年10月2日発売予定です。ボブが2000年5月に国で一番のツアー・バンドと録音したという Red Cadillac and a Black Moustache も収録予定です。(2000/10/11のボブ参照)

同時に製作されたアルバム作成のドキュメンタリーは、12月に米PBS TVでも放映予定だそうです。




■WWFのCM、ネットで見れます

2001年5月24日、ボブはWorld Wildlife Fund 世界自然保護基金に自作曲 シェルター・フロム・ザ・ ストーム を誕生日プレゼントとして寄付しましたが、それを使用したCMが WWF のページでみれます(要 RealPlayer)。ちなみに、CMのナレーターは俳優のドナルド・ザザーランドです。(2001/5/27のボブ参照)




■チャーリー・セクストン・インタビュー

2001年7月26日付け Gibson News にボブのギタリスト チャーリー・セクストン・インタビューが掲載されています。ボブやトム・ウェイツ等先人への尊敬と敬愛の念をまっすぐ熱く語るチャーリーの言葉はとても感動的です。その他彼の経歴、愛用の機材・楽器の種類、今後の自身の音楽活動、プロデューサー業などについても語っています。詳しくは Gibson のページ The evolution of Charlie Sexton へ。




■Love And Theft 限定盤 (またかよ〜)

2001年9月11日発売予定のボブの新作 Love And Theft ですが、初回限定盤がアメリカで発売されます。特典としてボーナストラック2曲入りCDとレア写真がおまけで付く模様です。日本盤や他国盤がどうなるかは不明ですが、Amazon.com によればその2曲は以下のとおりです。1はブートレグシリーズ収録版、2はミネソタテープものではないでしょうか。(想像)

    1) The Times They Are A-Changin' (Alternate version from 1963)
    2) I was Young When I Left Home (Previously unreleased from 1961)

(掲示板 snufkin さんの書き込み #1134,1135に感謝)




■OXFORD AMERICAN の付録

米雑誌 OXFORD AMERICAN 8月号の付録CDに、ボブとラルフ・スタンレーの The Lonesome River も収録されています。CDは B.B.King、Earl Scruggs and Billy Bob Throntonなど22曲を集めており、ボブとスタンレーの紹介など、雑誌自体にもCDに関連した記事が掲載されています。詳しくはかわいいイラスト もある OXFORD AMERICANのページへ。ちなみに同雑誌は1999年にもボブの曲を付録CDに収録しています。(1999/7/15のボブ参照)

(Snufkinさんのメールに感謝)




■ ソニーのページも更新

ソニーのページ でもニューアルバム Love and Theft が9月11日発売と予告掲載されました。bobdylan.com での発表声明全文の和訳で、ボブの意味深調なコメントや、コロンビアレコーズ社長の自信に満ちたコメントの日本語訳も含め、基本的情報をつめこんだ素晴らしい内容です。

また、日本盤の発売時には一体どんなおまけが付くのか??? ということが世界中のコレクターから注目されています。個人的には1997年に配布された、みうらじゅん作かわいいボブ人形ポストカード再びを期待しています。




■ ジョージ・ハリスン「僕は元気」と声明

現在ジョージ・ハリスンは癌と闘病中ですが、2001年7月22日、イギリスのfemail (The Mail)紙が 「ジョージ・ハリスンは死にかけ」 と伝え、「ジョージは自分の死が近いと覚悟してる」というジョージ・マーティンの言葉を引用したニュースは世界各国の報道機関により伝えられました。

しかし翌日7月23日、それに対しハリスン側は「ハリスン氏はとても元気で活発です。報道は真実とかけはなれ、憤慨すべきものです。」との声明を発表し、ジョージ・マーティンも問題のコメントは事実無根と全面否定しました。




■ミミ・ファリナ死去

2001年7月18日、フォーク歌手のミミ・ファリナが癌のためミル・ヴァレーの自宅で無くなりました。56歳でした。1960年代の彼女とその姉ジョーン・バエズ、当時の夫故リチャード・ファリナ、それにボブ・ディランの様子が本、``Positively 4th Street: The Lives and Times of Joan Baez, Bob Dylan, Mimi Baez Farina and Richard Farina'' (David Hajdu 著)に詳しく記されています。




■ 公式発表「Love and Theft」9月11日発売

2001年7月16日付け USA TODAY紙はボブ・ディラン特集ページ を組み、ディラン担当エドナ・ガンダーセン記者による記事で、ボブの4年ぶりの新作 Love and Theft が9月11日発売と伝えています。

記事は、収録予定のオリジナル12曲の題と歌詞の一部 ("I'm walking on briars; I'm not even acquainted with my old desires.")の紹介の他、ボブの独占コメントも掲載されています。(以下抜粋拙訳添削歓迎)

(収録曲は) 12小節のテーマと、ブルース・ベース・メロディーのバリエーションだ。このアルバムじゃ、音は電子の枠組みで、歌詞が全てをひとまとめにしてる土台だね。 (過去の名作との類似点を訊ねられ)
曲同士には血のつながりなんてないよ。このアルバムが Time Out of Mind とか Oh Mercy とか Blood on the Tracks とか何とかみたいなのかって? 多分違うね。僕はどっちかっていうとグレイテストヒッツアルバム, ヴォリューム 1とか 2って考えたい。ヒット曲が入って無いじゃんって? まだないね、とりあえず。
(原文)

また同日、公式サイト bobdylan.com:updates ページでも新作発売日、ボブのコメント、収録曲目("Tweedle Dee And Tweedle Dum," "Mississippi," "Summer Days," "Bye And Bye," "Lonesome Day Blues," "Floater," "Highwater (For Charlie Patton)," "Moonlight," "Honest With Me," "Po' Boy," "Cry Awhile," "Sugar Baby.") が発表されました。

掲示板 snufkin さんの書き込み #1098,1099、一瀬さん原田さんエビヌマさん宮坂さんのメールに感謝


■ アイルランドでロニー・ウッドと共演

2001年7月15日アイルランド、キルキニー公演で、ボブの旧い友人ロン・ウッドがゲスト登場し、エレクトリックセットのほとんどでギターを演奏しました。

  • 最近の公演
  • Bob Dylan Stirling Castle 2001年7月13日公演の写真たくさん


  • ■新作は夏の終わり

    2001年8月29日発売予定とされた新作アルバムですが、今日現在、Sony Music のページ からはその新作発売予定記事が削除されています。一方、イギリスのファンジン ISIS7/11付け記事では、

    2001年9月11日発売予定
    タイトルは "Love And Theft"
    ピアノベースの新曲12曲入り
    カタログ番号 85975

    とのことです。また usa today紙の、ボブ担当記者エドナ・ガンダーセンさんは、7月5(10?)日おこなわれたオンラインチャットで読者からの質問に答えています。(以下拙訳・添削歓迎)

    「この夏の終わり、ボブの新作がでたら又インタビューしたいと期待してるの。私自身、その新作を聴いたんだけど、初期のアメリカン・ミュージックに驚くほど立ち返ったもので、Time Out of Mind との共通点はほんの少し。皆とても驚くことになると思うわ。」(原文)

    (エビヌマさんのメールに感謝)




    ■ ソングス・オブ・ボブ・ディラン 日本盤が発売

    2001年7月25日、ソングス・オブ・ボブ・ディラン 日本盤(セットラーズ ¥2,400 ASIN: B00005M6FP ) が発売予定です。いろんな人が歌うボブのカバーを集めたコンピレーションです。




    ■フレッド・ニール死去

    2001年7月7日、歌手のフレッド・ニールが癌のためフロリダ州キーウェストの自宅で亡くなりました。64(又は65)歳でした。1960年代初め、ボブ・ディランが彼のバックでハーモニカを吹いていたことは良く知られています。

    (佐藤さんのメールに感謝)




    ■ツアー相変わらず続く (欧州へ)

    ボブ&天才バンドのツアーは 2001年6月24日ノルウェイから再開され、7月28日イタリアまで欧州24公演が予定されています。

    基本的にはアコースティックとエレキを交代で演奏。本編は3曲交代、アンコールでは1曲交代のメリハリ選曲、という日本公演からの構成のままで、大抵は本編12〜13曲+アンコール6〜7曲です。。

    しかし14+8曲という全22曲公演もままみられ(7/13等)、相変わらずボブはぶっちぎってるようです。調子の良さは、お気に入りの Cats in the well をくりかえし演奏していることでもあきらかです。

    1997年Time Out Of Mind発売時も、アルバムが発売されるまで「ブートレグ対策のため」新曲を歌わなかったことから、今夏も噂の新作からの新曲演奏は期待できないと思われます。

    I Threw It All Away(7/1), Ballad Of Hollis Brown,Where Teardrops Fall(7/5) 等名曲の演奏、フェイドアウトしてゆく If dogs run free など選曲にも見所多く、詳しくは最近の公演 または偉大なビル・ペイゲルさんの 日程情報ページへ。




    ■大天使ミカエル像のモデルと判明

    2001年6月21日ロイターによると、1969年ノルウェー中部のトロンヘイム聖堂に設置された大天使像のモデルが、ボブ・ディランだったことが明らかになりました。制作者で彫刻家の Kristofer Leirdal氏(85)が、ノルウェーの日刊紙、Adresseavisen 紙に「聖ミカエル像を作ったときに、ボブ・ディランさんや彼の容貌から刺激を受けたのは本当だ」と述べたそうです。

    ( 掲示板 Mr.さんの書き込み#1072に感謝)




    ■新作8月29日発売か!?

    Sony Music のページはボブ・ディランのニューアルバム(タイトル未定、\2,520(税込) SRCS-2535)が2001年8月29日発売予定と伝えています。

    5月にニューヨークで録音、全10曲の1曲ごとにとても長い曲、 ほとんどでボブはピアノを弾いているらしい、自身がプロデュース、ほぼ完成済みとの「未確認情報と噂」を紹介しています。

    (原田さんのメールに感謝)




    ■ジョン・リー・フッカー亡くなる

    2001年6月21日、ブルースの伝説ジョン・リー・フッカーが老衰のためサンフランシスコ郊外の自宅で亡くなりました。83歳でした。




    ■ チャーリー働く

    2001年6月5日、現在ボブのギタリストを務める チャーリー・セクストンが共同プロデュースした、ルシンダ・ウィリアムズの新作 Essence が発売されました。

    今作でルシンダは、ボブ・ディランやニール・ヤングと共演経験があるミュージシャンを集めたそうで、1975、76、78年ボブとツアーしたバイオリン奏者デーヴィッド・マンスフィールドや、世紀を越えて現在までボブのベースを弾くトニー・ガルニエも参加している模様です。

    ちなみにチャーリーは、グラミーを受賞したルシンダの前作にも参加しています。さらにちなみにルシンダは98年US秋ツアーでボブの前座を担当しており、その頃はボブの前ギタリストジョン・ジャクスンをギターに従えていました。




    ■イギリスでもフリープロモ配布

    連続する雑誌特集など、母国アメリカ以上にボブの60歳を祝う企画が目立つイギリスでは、 6曲入りプロモCD "Bob Dylan - The Voice of Every Generation"が新聞 Daily Telegraph 紙読者、それにイギリス国内 HMV店頭でのみ限定配布されました。

    収録されているのは発表済みの曲のみですが、曲目等収録曲の情報は "Searching For A Gem"ページ へ。

    (ウェブスターさんのCD提供に感謝)


    ■ e-bayでボブの生家売ってます

    2001年5月24日、ミネソタ州デュルースにあるボブの生家がオークション・サイト e-bay に出品されました。期限は6月24日で日本からも入札可能です。ベットルームにはボブが彫ったイニシャルも残ってるそうで、6月12日現在、家には 90,350 ドルの値が付いています。部屋の内部の様子など、詳しくはイーベイ ジャパンのページ Rock Legend Bob Dylan's First Home For Sale! へ。

    (かっちゃんさん、植木さんのメールに感謝)




    ■ ニューアルバムの噂

    メイリング・リスト HWY61-L / newsgroup: rec.music.dylan への投稿によると、ボブはこの5月、NYCでニューアルバムを録音したそうです。噂によるとアルバムは: 10曲のとても長い曲、ほとんどでボブはピアノを弾いている、ボブ自身がプロデュース、ほぼ完成済み、とのことです。

    また、2001年5月19日付 San Antonio Express-News記事 は、オーギー・メイヤーズ(前作 Time Out Of Mind にも参加したオルガン奏者)が今月ボブのニューアルバムに参加と伝えています。

    (ウェブスターさんのメールに感謝)


    ■A bobdylan.com Retrospective - ライブ音源 60曲

    ボブの60歳お誕生日記念としてか、公式サイト bobdylan.com/ performances では今まで発表されたライブ音源 60曲を一挙公開しています。収録曲の情報などは "Searching For A Gem" On-Line Performances ページへ。




    ■ 60歳の誕生日はロンドンで迎える

    メイリング・リスト HWY61-L / newsgroup: rec.music.dylan への投稿によると、ボブは2001年5月24日ロンドンにて、ジョー・ストラマー、スティービー・ワンダー達とランチした模様です。

    Ivor Novello Awards の授賞式にて、ジョー・ストラマーが BBC Today に「ボブとスティービーとランチだ」と語ったそうです。ボブは PRS MOST PERFORMED WORK というカテゴリーの受賞作品 Rise の作者に名を連ねていました。




    ■ ボブ60歳になる

    2001年5月24日でボブ・ディランは60歳になりました。 おめでとうボブ!

    今年で還暦(big six-oh)ということで、各地で様々なお祝いイベントが行われました、詳しくは dylanbaseBob's 6-0 events ページ、又は Expecting Rain60 Birthday Bash ページへ。 また各紙で様々な記事が掲載されました。詳しくは Expecting Rain膨大なリンクへ。

    (ボブのファン さんの掲示板投稿#988 に感謝)


    ■ フリープロモ

    アメリカの独立したレコード屋、もしくはバーンズ&ノーボルでボブのCDを2枚購入すると、ボブのライブ4曲入りが収録されたシングルがもらえます。曲目等収録曲の情報は "Searching For A Gem"ページ へ。

    タワーレコ−ドのページ ではMillion Milesのライヴ音源がダウンロードできるそうです。

    (Snufkinさんの掲示板投稿#1026 に感謝)


    ■ WWFに歌を寄付 - 動物だけがファンだった

    ボブは WWF 世界自然保護基金に74年の自作曲 シェルター・フロム・ザ・ ストーム を寄付しました。この歌は全米で今週から放映される2種類の公共広告のCMソングとして使われます。自分の歌の使用許可をチャリティ目的に無料で与えたのは初めてというボブは「駆け出しの頃は動物だけが僕の歌を気に入ってくれた。今度は恩返しする番だ」とのコメントを発表しています。日本でも新聞、TVで報道されました。以下ボブのコメント:

    "Its nice to know something I did a long time ago can help save animals today, WWF is a good cause, I support them, and am proud to lend my music to this effort. Early on, animals were the only ones who liked my music. Now it's pay back time. If a song can help save an animal, I'm glad it's my song, If I can give something back and it can do some good to speak for those animals who can't speak for themselves, Amen."

    (かっちゃんさん、うえのさん、宮坂さんのメールに感謝)




    ■ Wonder Boys DVD 日本盤発売

    2001年5月25日、映画 Wonder Boys のDVD日本盤 (東宝: \6000税抜: TDV2601D)が発売されました。アメリカ盤とおなじくボブ・ディランの主題歌 Things Have Changed のプロモーション・ビデオも収録されているそうです。

    (白水さんのメールに感謝)




    ■ チャーリー・セクストン・インタビュー掲載

    現在発売中の雑誌 音楽生活 vol.4 にチャーリー・セクストン・インタビューが掲載されています。湯川れい子さんによるインタビューは、チャーリーがボブ・ディランのギタリストとして2001年2/3月に来日した時に行われたものですが、ボブに関する話題はありません。

    雑誌の特集は「アイドル」で、80年代当時の大きくて派手な髪型のチャーリーの写真も掲載されています。




    ■ 雑誌 MOJO に特集掲載

    イギリスの雑誌 MOJO 6月号にはボブの60歳記念特集が掲載されています。




    ■ USツアー終わる

    2001年5月6日メンフィスのビール・ストリートミュージック・フェスティバルでUSツアー14公演は終了。このツアーでは In The Garden、Where Teardrops Fall の復活が驚きをもって迎えられました。

    今後ボブ達は、オフをはさんで6月24日から7月後半のヨーロッパツアー、8月アメリカ西海岸公演が予定されています。噂されていた、還暦記念未踏の地ツアーは企画倒れの可能性大です。ツアー日程について詳しくは偉大なビルペイゲルさんの Bob Dates へ。




    ■「ソプラノズ2」サントラ5月8日発売

    2001年5月8日全米発売される、TVドラマ "The Sopranos" のサントラ盤 The Sopranos - Peppers and Eggs: Music From The HBO Series (Sony/Columbia; ASIN: B00005AR37) にボブ・ディラン演奏の "Return To Me" も収録されます。

    LARRY CAMPBELL webpage によると、このディーン・マーティンの曲は2000年12月17日ボブと現在のツアー・バンドがニューヨーク市で録音したものです。ちなみに同ドラマ(日本でも WOWOWで放映中)のサントラ1には79年のアルバム Slow Train から Gotta Serve Somebody が収録されています。

    (エビヌマさんのメールに感謝)




    ■ドイツでカバーアルバム発売

    2001年5月7日、ドイツBMGからトリュビュート盤 "May Your Song Always Be Sung Again: The Songs Of Bob Dylan Vol. 2" (BMG 74321 84693 2)が発売されます。(1は1998年頃発売) 1962年、ボブがハーモニカで参加したハリーベラフォンテの録音 Midnight Special の未発表別テイクも収録されているそうですが、詳しくは Searching For A Gem part 5ページへ。




    ■USツアー始まる

    2001年4月18日、USツアーが始まりました。5月6日メンフィスのビール・ストリートミュージック・フェスティバルまで14公演が予定されています。4月25日公演ではアルバム Saved から In The Garden が久しぶりに演奏されましたが、How Long Has It Been Since Dylan Played.... によると、1996年7月10日ドイツでの演奏以来の登場だそうです。

    6月24日から7月後半までヨーロッパツアーが予定されていますが、ツアー日程について 詳しくは偉大なビルペイゲルさんの Bob Dates へ。




    ■ビートレグ、ミュージックマガジンに記事掲載

    現在発売中の雑誌 beatleg 6月号にボブ・ディラン関連記事が掲載されています。2001年日本ツアーの全容と、公式盤収録音源出所経緯に関するインタビュー記事、元ギターテック兼ギタリストシーザー・ディアスのインタビュー記事(ファンジンISIS掲載分の翻訳)、96年ツアーに関する記述などだそうです。

    また現在発売中の雑誌 ミュージックマガジン6月号にも勝田清春さんによる 2001年日本ツアー全公演追っかけ記事が掲載されています。

    (手島さんのメールに感謝)


    ■日経モバイル「山川健一のこのCDを聴け!」

    現在発売中の雑誌日経モバイル のコラム「山川健一のこのCDを聴け!」でボブ・ディランのアルバム Bob Dylan Live! 1961 - 2000 Thirty-nine years of great concert performances が紹介されています。ちなみに山川氏の2001年武道館公演感想は「アレンジが斬新すぎて楽しめなかった。コンサートの途中でぼくは早く家に帰ってディランのCDを聴きたいなと思っていた」とのことです。




    ■東京大学「ディランがロック」セミナー

    「東大ポップ・ゼミ」実行委員会 のページによると、2001年5月24、31日(木)18:00〜19:30、東京「東京大学・駒場キャンパス」で川勝正幸氏による講義 "「ディランがロック」がポップ" が行われれます 5月24日予習編、5月31日ゲスト編(みうらじゅん 漫画家) として2回行われ、東大生じゃなくても入場可だそうですが、セミナーの内容や入場方法など詳しくは「東大ポップ・ゼミ」実行委員会ページへ。




    ■6月にネヴァーエンディングスライドツアー

    The ROCK'N ROLL SLIDERS WEBSITE MJ Side ページによると みうらじゅん&安斎肇の ネヴァー・エンディング・スライド・ツアーが2001年6月27日長崎、6月28日福岡、6月30日京都で行われます。。ボブ・ディランのネヴァー・エンディング・ツアー並に熱いツアーだそうです。詳しくはARK Communication Network へ。




    ■中日スポーツ記事掲載

    2001年4月23日中日スポーツに「うまれかわった歌うたい」と題しボブ・ディランの写真入り記事が掲載されていました。今年2-3月の来日公演、アカデミー賞においてのライブの感想、アルバム タイムアウトオブマインドのことなどに触れられ、 総評・見出しで「老いとユーモアの心境地」を述べているそうです。

    4月29日付け佐賀新聞の記事「最近のボブ・ディラン〜変身ぶり「なんかヘン」〜」と同じかもしれません。

    (堀さんのメールに感謝)


    ■佐賀新聞記事掲載 最近のボブ〜変身ぶりなんかヘン〜

    2001年4月29日佐賀新聞にボブ・ディランについての写真入り記事「最近のボブ・ディラン〜変身ぶり「なんかヘン」〜」(署名:和)が掲載されました。

    今年2-3月の来日公演、3月のアカデミー賞授賞式での演奏の様子を「なんかヘン」と表現し "老いとユーモアの新境地" と分析しています。

    97年の病気をきっかけにツアーを始めたとも読める文章や(今のツアーは1988年から開始)、ボブが30年前からすっとヘンな事には触れてないなど情報の欠落もありますが、客観的な名文だと思います。(全文- 仁部さんのメールに感謝)




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