最近のボブ 最近のボブに関する様々な話題 最終更新日: 2000/12/28 |
■ラリー・キャンベル・コネクション
ニューズグループ rec.music.dylan/ メイリングリストHwy61-L の投稿によると、2000年11月10日公演でゲスト参加したヴァイオリニストは、マット・グレイサーという名前で1987年Rounder Banjo というアルバムで、ボブの天才ギタリスト ラリー・キャンベルと共演しているそうです。
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■この秋ツアーが凄い
2000年10月29日マディスン公演から2000年秋のアメリカ大学ツアーが始まりました。11月20日まで18公演が予定されています。(アトランティックシティは恒例の1日2公演) 強固で圧倒的なリズムをキープし、多種多様な楽器を操る天才演奏陣からなる現在のツアーバンドは、あらゆる演奏スタイルを難なくこなし、ボブのギター演奏も優しくフォローする寛容さと技術力はボブ・ディラン史上最高のバンドの一つと称えられ、新アレンジラッシュも大好評で迎えられています。 Wicked Messenger, Drifter's Escape, Cold Irons Bound, Highway 61 Revisitedなど、ハードロック化した名曲群はチャーリー・セクストンの華麗なギターがとくに冴え、ペダルスティールギター、ブズーキ、バンジョー、ヴァイオリンもこなす我らが天才ギタリストラリー・キャンベルは Tryin' To Get To Heaven 等ジャジーなアレンジの曲でのみリードギターを弾いているとのことです。 その他、Blue Bonnet Girl(11/1) という1940年代パイオニアズのカウボーイソングカバー、Chimes Of Freedom, I Threw It All Away, 10,000 Men,If Dogs Run Free, Tell Me That It Isn't True, The Ballad Of Frankie Lee And Judas Priest, Country Pie など無名曲群の登場も含む楽しい選曲、元ボブバンドのギタリスト GEスミス(11/5)やヴァイオリニスト マット・グレイサー(11/10)のゲスト参加、バンド演奏それ自体の完成度の高さなど、これまで以上に見所の多いツアーとなっています。
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■2001年60歳記念世界ツアーの噂
ボブ・ディランのファンジン Isis のニュースレターは、2001年ボブ・ディラン60歳記念世界ツアーの噂を紹介しています。 噂によるとツアーは、2月カリフォルニアからスタート、極東、オーストラリアへ進み、その後は未踏の地、バンコック、インド、南アフリカ、ナイロビ、中東を周り、ヨーロッパ、南米へ。そして北米で終了するそうですが、もちろん未定です。
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■a vision shared "folkways" DVD化
2000年10月ソニー から Vision Shared がDVD化され再発売されています。1989年フォークウェイズから発売された、ウッディ・ガスリーとレッドベリーのトリュビュートアルバム製作時に発売されたビデオは長らく廃盤になっていました。アルバムにはU2、ジョン・メレンキャンプ等豪華メンバーが参加しており、ボブ・ディランは Pretty Boy Floyd を演奏しています。
エビヌマさんに感謝
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■追憶のロード・ムーヴィー
2000年9月発行された本「追憶のロード・ムーヴィー」(エスクァイア・マガジン・ジャパン)に、"宿命としての旅を受け入れた男〜ボブ・ディランを巡る音楽と映画" というタイトルで、菅野彰子さんの文章が掲載されているそうです。
ヒガシノさんに感謝
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■Q Dylan 完売
2000年10月発行された 雑誌 Q のボブ・ディラン特別号 Q Dylan は公式に完売したそうです。日本国内でも輸入レコード店や、大手書店で一部取り扱っています。大阪ではバックトリップレコードでみかけました。
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■あれから25年
2000年10月30日は、1975年10月31日ローリングサンダーレビューと名づけられたツアーの初日から、ちょうど25年でした。
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■UKシングル 続報
2000年10月2日ソニーUKからシングル "Things Have Changed" (COLUMBIA 669379 2) が欧州盤、日本盤につづき発売されています。UK盤は Thing Have Changed のプロモーション・ビデオが CD Extra で収録されており、CD EXTRA についての説明書も付いています。
ちなみにこのUKシングルの収録曲は 2000年は、ボブ・ディランのベスト盤とシングルが欧州、スウェーデン、米国、日本、英国で各種発売されました。それぞれ内容が重複していたり、初回限定版と普通盤が存在するなどややこしいので、ボーナストラック等の詳しい内容は Searching For A Gem web-site: Part 5/2000S で確認してください。
葛城さんに感謝
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■オスカー・キャンペーン
毎年12月はアカデミー賞ノミネーションの季節ですが、ニューズグループ rec.music.dylan/ メイリングリストHwy61-L の投稿によると、パラマウント・ピクチャーズは映画 「ワンダーボーイズ」をアカデミー賞主演男優賞、脚色賞と主題歌賞に推すキャンペーンを進めるそうです。主題歌 「Things Have Changed」はボブ・ディランが提供し歌っています。
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■秋の大学ツアー決定と豪州の噂
公式サイト bobdylan.com は今秋のアメリカ大学講堂ツアー10公演を発表しています。ここ数年、アメリカツアーは大物(ヴァン・モリスン、ジョニ・ミッチェル、ポール・サイモン、アスリープ・アト・ザ・ウィール、フィル・レッシュ等と)や中堅(アーニー・ディフィランコ、ブライアン・セッツアー)とのジョイントツアーが目立ちましたが、今回は他のミュージシャンの名前はまだ挙がっていません。ツアーについて詳しくは Bob Dates へ。 また、 ニューズグループ rec.music.dylan/ メイリングリストHwy61-L の投稿によると、来るオーストラリア・ツアーの噂があります。現地のチケット会社 VIP Preferred Seating のウェブサイトで言及されていますが、所詮噂です。
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■ツアー終わる
2000年10月6日ロンドン、ウェンブリー・アリーナ公演でヨーロッパツアーは無事終了しました。働き者のボブとバンドは、9月13日から24日間で18公演おこないました。 このツアーの最大の目玉は1970年のアルバム New Morningの曲 If dogs run free の演奏で、10月1日ミュンスター公演でデビューしその後5公演で続けて演奏されました。ツアーについて詳しくは Bob Dates へ。
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■キャメロン・クロウ・インタヴュー
雑誌 Rolling Stone のウェブページは映画監督キャメロン・クロウのインタビューを掲載しています。 十代で同雑誌の記者となったクロウの自伝的作品「Almost Famous」の公開に合わせたモノです。1985年、ベストアルバム BIOGRAPH ライナーノート・インタビューのため、クロウ宅を訪れたボブ・ディランの様子(バイクに乗ってやってきて「ボブだ」と言った)なども語っており、とても面白いインタビューです。
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■ノーベル賞の季節
毎年10月はノーベル賞発表の月です。ボブが候補にあがっているといわれる文学賞の発表は10月12日です。
(2000年度文学賞は中国の高氏が受賞しました。) |
■UKシングル発売
2000年10月2日ソニーUKからシングル "Things Have Changed" が発売されました。詳しくは2000/8/16のボブへ。
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■サイモン喋る(ふたたび)
2000年10月6日付け ワシントン・ポスト にポール・サイモンのインタヴュー が掲載されています。ボブ・ディランの名前も出ます。
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■ジェイコブ喋る
ウォールフラワーズの新作 Breach が2000年10月10日発売されるのにあわせて、LA Times や Rolling StoneRolling Stone、Rockin' On, AERA 等あちこちでバンドのヴォーカル、ジェイコブ・ディランのインタヴューが掲載されています。
また今回は、今までになく彼が父親ボブ・ディランについて語ることでも注目を浴びています。Rolling Stone 誌では、1997年ボブ入院時の人々のパニックに触れ
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■サン・レコーズ・トリュビュート
ロックの名門サン・レコード設立50周年記念トリュビュート・アルバムが2001年春にも発売予定です。ボブ・ディランの名前もあがっていますが、ボブが2000年5月に国で一番のツアー・バンドと録音したという Red Cadillac and a Black Moustache が収録されるかどうかは不明です。トリュビュート・ドキュメンタリーも同時に制作されるそうです。
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■ポール・ウィリアムズをサポートしよう!
音楽評論家 ポール・ウィリアムズの 次作 Performing Artist III は待望久しい期待の本のひとつですが、早く出版される のを望む人は、彼の雑誌 CRAWDADDY! のページからサポートしましょう。
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■限定発売ベスト2CD、ふたたび
Columbia Records Daily Dish は2000年9月26日付け で The Essential Bob Dylan の10月31日発売を発表しています。これは "全キャリアをカバーする唯一のヒットコレクション" でデジタルリマスターされた30曲収録の2枚組になるとのことで、しかも、2001年1月31日まで北米のみ限定発売です。待ちきれません。詳しい曲目は expecting rain のページへ。
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■雑誌 GADFLY の表紙を飾る
ニューズグループ rec.music.dylan/ メイリングリストHwy61-L の投稿によると、雑誌 GADFLY の新刊(2000年10月号と思われる)の表紙はボブ・ディランです。写真は1969年エリオット・ランディ撮影のものだそうです。
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■ツアー始まる - バンドメンバー固定
2000年9月14日、アイルランド、ダブリン、秋の欧州ツアーが始まりました。約1000人収容という会場の小ささもあり注目されていた初日公演は、U2,REM,エルビス・コステロ等の有名人も観客のなかに顔を見せていたそうです。 「ボブのバンドから離れた」と翌日の The Irish Times で誤報された天才ギタリストラリー・キャンベルを含め、優秀なバンドメンバーは変わらず、評判は抜群です。
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■トップテン・ボブ・ディラン・ウェブサイト
ニューズグループ rec.music.dylan/
メイリングリストHwy61-L
の投稿によると、雑誌 UNCUT 最新号ではトップテン・ボブ・ディラン・ウェブサイトをリストしています。投稿によれば順位は以下の通りです。
ちなみに、雑誌 UNCUT はリブロ心斎橋パルコ店、紀伊国屋新宿店等で取り扱っているはずです。
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■ザ・バンド再発売
ボブ・ディランのバックをつとめた事でも有名な ザ・バンドの初期のアルバム4枚がキャピトルレコーズから再発売されました。 2000年8月30日発売されたアルバムは "Music from Big Pink," "The Band," "Stage Fright," "Cahoots" の4枚で、それぞれリマスタリングされ、ボーナストラックが収録されています。 詳しくは The Band Websiteへ。日本盤は9月27日発売予定です。 統括室さん、さたけさんに感謝
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■映画ワンダーボーイズ公開中
2000年9月2日から映画「ワンダーボーイズ」が全国東宝洋画系で公開中です。この映画のために書き下ろした新曲 Things Have Changed の他、ボブ・ディランの曲も4曲劇中で流れています。映画について詳しくは「ワンダー・ボーイズ」日本公式サイト へ。 またウェブ上のサービス、ワンダーボーイズ eカード を利用すれば、監督カーティス・ハンソンによる、Things Have Changed のプロモーションビデオも見る事ができます。 東宝東和宣伝部の三樹さんに感謝
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■欧州ツアーへ
2000年9月13日から、ボブ・ディランの欧州ツアーが始まります。久しぶりのアイルランド公演は、ダブリン追加公演が1分で完売するなど話題を呼んでいます。 10月6日ロンドン、ウェンブリー公演までアイルランド、英国、ドイツ、ベルギー、フランスなど、現在5カ国18公演予定されていますが、詳しくは Bob Dates へ。
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■雑誌ネットナビ ハーモニカ関連ウェブ紹介
雑誌日経ネットナビ10月号では「ハーモニカ」を取りあげており、ハーモニカを使う邦洋ミュージシャンと、そのウェブサイトを2ページにわたり紹介しています。ボブ・ディランも3x2センチ程の1997年と思われる写真つきで、ホーナー社のハーモニカを使っていると紹介されています。
日経ネットナビの小池さんに感謝
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■Q DYLAN 10月発売予定
ニューズグループ rec.music.dylan/ メイリングリストHwy61-Lの投稿によると、雑誌 Q はボブ・ディラン特別号を2000年10月16日発売予定です。 コレクターから初心者まで満足することまちがいなし、ボブ・ディランの音楽と歴史を網羅した148ページだそうです。日本から確実に手に入れたい方は直接申し込みもできます。 詳しくはその投稿、または輸入レコード店や、大手書店で店頭の雑誌 Q を探し広告をご覧ください。
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■Odetta Sings Dylan
ニューズグループ rec.music.dylan/ メイリングリストHwy61-L の投稿によると、 ドイツ BMG は "Odetta Sings Dylan" (BMG label Camden Deluxe, 74321 773802)を初CD化して発売します。このアルバムで特筆すべきは、ボブ・ディラン作の未発表2曲、"Long Ago, Far Away" と "Long Time Gone"の収録で、その他オデッタの歌うボブ・ディラン曲 "Baby, I'm In The Mood For You","Tomorrow Is A Long Time" "Walking Down The Line" "Paths Of Victory" などが収録されています。
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