Love And Theft
(SRCS-2535)
(ジャケットカバー bobdylan.com)
2001年9月11日発売の最新アルバム (日本盤は9月12日発売)
曲目
- Tweedle Dee And Tweedle Dum
- Mississippi
- Summer Days
- Bye And Bye
- Lonesome Day Blues
- Floater (Too Much To Ask)
- High Water (for Charlie Patton)
- Moonlight
- Honest With Me
- Po' Boy
- Cry Awhile
- Sugar Baby
■クレジット
Produced by Jack Frost(=Bob Dylan)
All songs written by Bob Dylan
Chief Engineer/Recorded and Mixed by Chris Shaw
Bob Dylan(Vo,Guitar,Piano)
Larry Campbell (Guitar,Violin,Banjo/Mandlin.)
Charlie Sexton (Guitar)
Tony Garnier (Bass)
David Kemper (Drums )
Auggie Meyers(Vox Organ,B3,Accordion)
Clay Meyers(Bongo)
録音は2001年5月NYCにて、と伝えられています。
メイヤーズ以外の4人は現在のツアーバンドであり、ボブがツアーバンドでスタジオアルバムを作るのは、78年の Street Legal 以来のことです。(4年前のTime Out of Mind はツアーバンドとセッションミュージシャン合同チームで録音)
ツアーの最初ではなく、バンドがこなれてきた時点で録音していれば、 Street Legalはもっと素晴らしいアルバムになっただろうと多くの人は考えていますが、今回は、丸2年間共にした、ボブ・ディラン史上最高のバンドと名高いミュージシャンとの録音であり、20年前の教訓を生かしたともいえます。
■ボーナストラックつき初回限定盤
同じく9月11日にアメリカでは、ボーナストラック2曲入りCDとレア写真がおまけで付く初回限定盤が発売予定です。日本盤
の抽選でプレゼントされる、ボーナスディスクも同内容と思われます(想像)
その2曲は以下のとおりです。
- The Times They Are A-Changin' (Alternate version from 1963)
(1963年10月23日のテイク2かテイク7。ギターで伴奏しているいままで出まわってない音源の模様)
- I was Young When I Left Home (Previously unreleased from 1961)
1961年12月22日ボニー・ビーチャーのアパートでの録音。
音質良好ながら、しゃべりながらギターを弾いてるイントロがカット、とのこと)
■事前の噂
「アルバムは長い曲ばっかりで、ボブは10曲ほとんどでピアノを弾いている」というのが事前の噂でしたが、結局ピアノは Bye And Bye に小さな音で残っているだけとのことです。噂は、そういう形で演奏されたデモテープの存在をにおわせるのみです。(噂 → 2001/5/27のボブ参照)
もっとも、4年前のTime Out of Mind のアウトテイクが未だに流通してないという事から、今アルバムの未発表バージョンの公開もあまり期待できないと思います。
しかし最近ボブ・カバーは流行してるようですし、Time Out of Mind のボツ曲 Mississippi をシェリル・クロウがカバーしたような形で未発表曲が世に出る可能性は期待できるかもしれません。
■発売前の動き
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