シドニー連続５公演。
The State Theatre で3公演、その後 Sydney Opera Houseで2公演。それでオーストラリアツアーは終わる。

The State Theatreは、シドニーの中心にあり、ニューヨークのビーコンシアターに似た感じでなかなか大した会場だ、HP を見てみる価値あるよ。

シドニー初日もまた同じセットリストで、ブリスベンのチヴォリ以外オーストラリアは全く同じだ。シドニー5公演は全部同じになるだろうと僕は考えている。

ボブの歌はとても強くサウンドミックスで抜き出てきていた。

曲は公演ごとに進化してて、WMBはゆっくりソフトになってるし曲の終わりも少し違う。

Love Sick 2番の歌詞のあとの演奏も手を加えられてる。

アンコール、 All Along The Watchtower は、もっとソフトに始まりもっとメロディックなピアノ。ボブは最初の歌詞を新しいリズムに合わせて歌う。

たぶんこういう小さな変更は各公演前サウンドチェックで起こっている。

聞いたところボブは毎日サウンドチェックに立ち会っている。想像だけど、こうしてボブはバンドの緊張感を保たせ、一年近く毎日演奏してる曲を新鮮にキープしているんだろう

観客は感動的でアンコールではずっと立ち上がってた。

オーストラリアツアーは、チヴォリ以外の会場はどこでも皆、席にすわったままだ。客層は50歳くらいかそれ以上で、ボブのパフォーマンスを楽しんでいても座ったままを好む層だ。

この会場で演者が出入りする入り口は一つしかなく、ビルの横の細い道に続き会場正面に出てくる。 終演30分後、楽器を持ってバンドメンバーはその道から会場正面に出てきて、待っていたファンと楽しくおしゃべりしていた。

ボブはもちろん違い、風に吹かれてが終わり舞台を降りたら会場の客席が明るくなる前に車に乗って消え去る。

ボブの仕事は終わった、さあ明日なにが訪れるか見てみようじゃないか！