日付 | 会場 | 都市 | 座席数 | |||
1997年2月 9日 | 東京国際フォーラム * | 東京 | 5012 | |||
1997年2月10日 | 東京国際フォーラム * | 東京 | 5012 | |||
1997年2月11日 | 東京国際フォーラム * | 東京 | 5012 | |||
1997年2月13日 | 倉敷市民会館 | 倉敷 | 1996 | |||
1997年2月14日 | 福岡 サンパレス | 博多 | 2300 | |||
1997年2月16日 | センチュリー・ホール | 名古屋 | 3000 | |||
1997年2月17日 | フェスティバル・ホール | 大阪 | 2709 | |||
1997年2月18日 | 大阪厚生年金会館 | 大阪 | 2400 | |||
1997年2月20日 | 仙台 サンプラザ | 仙台 | 2000 | |||
1997年2月22日 | 秋田県民会館 | 秋田 | 1839 | |||
1997年2月24日 | 北海道厚生年金会館 | 札幌 | 2300 |
会場内外では、Tシャツ数種類、帽子(ボブのレーベルのロゴとDon't Think Twice, It's Alrightの文字の入った黒いニット・キャップ)、トートバッグ、本(東京のみ)、ハーモニカなどのボブ・グッズの販売が見られました。また非公式グッズも、テレフォン・カード、ステッカー、キーホルダー、カレンダー等を見かけました。 アンコールで観客が舞台へ押し寄せ舞台上のボブに駆け寄った、とTV、新聞、雑誌等で初日の様子が紹介されましたが、全ての公演で同じような光景が見られました(東京3日目と大阪2公演を除く)。 2/10(月)深夜NHK-BS2 'Entertainment News'で前日9日の公演から Just Like A Woman の映像が一瞬流れましたが、ブルース・スプリングスティーンのように、ボブがニュースステーションに出演する事はありませんでした。 素晴らしいギタリストの J.J.ジャクソンを脇に従えて、舞台の中央で両足を踏ん張ってしかめっ面でボブが弾くギターには誰もが驚きました。全公演ハーモニカ演奏は全くありませんでしたが、初日の Silvio から最終日の Roling Stone まで ボブの繰り返す音は驚くほど効果的でした。想像もできなかったボブのダックウォークと笑顔もまた大きな驚きでした。 東京のあと会場はさらに小規模になり、観客との距離は近づき、そのせいか観客の反応は素晴らしく(大阪を除く)特に倉敷、仙台、秋田は特筆すべきものでした。アンコールでボブが前の方の女性観客と視線を合わせて笑顔で歌う姿はとても楽しいものでした。 名古屋のアンコールで、舞台前へ来た女性が握り締めた手紙を見てボブが眉毛を高くあげ満面の笑みで、手のひらを曲げ胸元に指を当ててみせ、"For ME?"と大きく口を動かして、"No! No! No!"と繰り返し首を横に振ってみせた笑顔としぐさは忘れられないものです。 秋田と札幌では大きな白いテンガロン・ハットをかぶり、3足のブーツと、(少なくとも)4着のジャケットを見せたボブの日本公演は私の周り以外では特に話題ともなりませんでしたが、1曲1曲さえ素晴らしいもので、次公演を待ち遠しく思います。 |
Bill Pagel's Spring 1997 setlists page
Bob Dylan Setlists Japan February 1997