Dylan's Daemon Lover by Clinton Heylin
Helter Skelter; ISBN: 1900924153 Paperback - 224 pages (22 April, 1999)

rec.music.dylan/ HWY61-L への投稿によると、新譜情報誌 ICE に CSN&Y の新作アルバム Looking Forward の記事が掲載されています。記事によると、 Seen Enoughがボブ・ディランとの共作とクレジットされている訳は、曲の歌詞がボブの Subterranean Homesick Blues に酷似しているからだそうです。

rec.music.dylan/ HWY61-L への投稿によると 1999年9月19日付 Austin American Statesmen にボブ・ディランのステージ コメントに関する記事が掲載されました。

ジュピター・レコーズを共同経営するライアン・エンライトは、ボブのオースティン来訪を歓迎する広告を地元のクロニクル紙にだしました。広告代金は525ドルだったそうです｡ボブはその好意に舞台から応え、満員の観客へこう言ったそうです。
僕の新しいレコードはジュピターで扱っています、僕はいつもそこで買ってます。
もちろんボブは店の住所も知らないでしょうが、エンライトは彼のヒーローが自分の店の名を口にしたことに "ショックで誇らしくてとても感激"したそうです。

rec.music.dylan/ HWY61-L への投稿によると1999年6月29日に行われたエリック・クラプトンのベネフィット・コンサートは10月4日全米ビデオ発売されます。VH1 の放映時より長く約112分になる予定です。ボブ・ディランとの曲は Don't think Twice, Crossroads, の2曲のみ放映されています。

ボブ・ディランは ABC-TV火曜夜8:30(EST)のシットコム・ドラマ Dharma and Greg 今シーズン第3、もしくは4話にゲスト出演する模様です。

Expecting Rain で9月17日に紹介された St. Paul Pioneer Press の記事によれば、 ダーマ(ドラマー/主人公)が、ボブ・ディラン、ジョン・フィールズ(ミネアポリスのプロデューサー)、Tボーン・バーネット、ジョン・ヘンリーのバンドのオーディションを受けに行くというお話だそうです。ここでは放映日が9月28日と触れられています。

rec.music.dylan/ HWY61-L への投稿によれば、番組の脚本家はボブの息子の友人だという噂です。また、ダーマ役の女優ジェナ・エルフマンは先日 The Late Show With David Letterman に出演した際、ボブも出るのよ、と話しているそうです。

rec.music.dylan/ HWY61-L への投稿によると、 1999年10日7日サザビーズでは Allen Ginsberg and Friends と題したオークションを行います (Sale #7351)。10:15am、2:00pmから2回行われ出品は全部で287品になります。カタログにはディラン関連の品物も少々あるそうです。出品に関してなど詳しくは 800-444-3709、203-847-0465(アメリカ国外) または www.sothebys.com へ。

rec.music.dylan/ HWY61-L への投稿によると トロント映画祭でノーマン・ジュイソン監督の新作 「Hurricane」 が上映されました。監督と主演デンゼル・ワシントン、それに映画のモデル元ボクサー ルービン・カーターの舞台挨拶もおこなわれました。彼の冤罪をもとにしたボブ・ディランの歌 Hurricane も映画の中で３回流れるそうですが、噂のようにボブが本人役で出演はしてはいないそうです。映画の全米公開は今冬予定です。

レッシュ達とのツアーは1999年10月27日から、18公演予定されています。今回、チケットは dead.net と bobdylan.com で優先販売されています。言わずもながですが、レッシュとのコンサートツアーでも録音等は許可されません。

日本盤の リマスターは1999年9月22日発売されました。 Dylan (リマスター) は無期延期されています。理由は不明です。 rec.music.dylan/ HWY61-L への投稿によると、フランスでは Greatest Hits (vol. 1) ('CD-Livres Sony Music', 1998 - Columbia COL 487382-2 / 14-487382-10) が48ページ ハードバックブックレット付きの趣ある意匠で再発売されているそうです。

199年9月1日発売の雑誌 FM fan に8月30または31日 NYジョーンズ・ビーチ公演のレビューが掲載されていたそうです｡

雑誌 Guitar World の Acoustic No.31 の表紙はボブ・ディランが飾っています。 Bob Dylan & Folk Revolution .と題された雑誌には Blowin' In the Wind のコードも載っています。

1999年9月9日、ゲーリック病を患っていた元NYヤンキースのピッチャー、ジム・ハンターが亡くなりました。キャットフィッシュと呼ばれボブ・ディランの歌 Catfish にも歌われた大リーグの伝説は享年53歳でした。

rec.music.dylan/ HWY61-L への投稿によると、 シェリル・クロウは1999年9月14日セントラルパークでチャリティコンサートを開きます。出演者として トム・ペティ、エリック・クラプトン、ホストにジェリー・サインフェルド等の名前が挙がっています。コンサートの模様は FOX-TV で中継されます。

9月9日はブルー・グラスの父ビル・モンローの命日でした。彼は1996年に84歳で亡くなっています。

rec.music.dylan/ HWY61-L への投稿によると、雑誌 jewish journal の表紙を飾り巻頭特集 記事も掲載されました。1984、5、6年頃、ボブはヤヌカをかぶって彼らチャバット派のテレソンに出演演奏し、募金に協力しています。

1999年9月2日フロリダ州パーム・ビーチ公演から、ボブ・ディランとポール・サイモンの共同ツアーが再開されました。ボブのオープニングはカバー曲という展開が続き、今回はスタンレー・ブラザーズの I Am The Man, Thomas を新たに演奏しています。

今回の南部ツアーは、カントリー歌手ドワイト・ヨーカムの曲 The Heart That You Own を演奏、カントリー・ミュージシャン、マーティ・ステュアートをゲストに迎える、It's All Right Ma をエレクトリック・セットで歌う、サイモンとのデュエットでボブが The Boxer を歌うなど話題に満ちています。

タワー・レコーズ心斎橋店によると、ストリート・リーガル(リミックス＋リマスター)日本盤発売は9月22日の予定です。グレイテスト・ヒッツ1と2(リマスター)、長らくCDが廃盤となっていたアルバム ディラン も同日発売予定です。

公式サイト bobdylan.com の performances では、以下3曲のライブ音源が公開されています。約20年ぶりに演奏された Forth Time Around とアルバム Time Out of Mind からようやくツアー・デビューした2曲という見事な選曲です。

rec.music.dylan/ HWY61-L への投稿によると、1999年8月25日付 Chicago Tribune 紙の記事は Columbia/Legacy から8月31日再発売されるジャニス・ジョプリンのリマスター再発売アルバム I Got Dem Ol' Kozmic Blues Again Mama! にボブの曲 Dear Landlord がボーナス収録される、と伝えています。 曲は94年3月に発売された3枚組CD「JANIS」にも収録されています。ジャニス・ジョプリンとボブは共にアルバート・グロスマンがマネージャーだった事で知られています。

Addicted To Noise の記事によると、1999年10月26日発売予定のクロスビー、スティルス、ナッシュ＆ヤングのアルバム Looking Forward にスティーブン・スティルスとボブ・ディランの共作 Seen Enough が収録されます。復活した CSN&Y は10月30日と11月1日にマウンテイン・ヴューで行われるブリッジ・スクール・ベネフィットでも演奏予定です。

rec.music.dylan/ HWY61-L への投稿によると、1999年8月26日付のカナダの新聞The National Post にダニエル・クレイマーの素晴らしいインタビューと撮影写真を含む記事が掲載されました。記事は、9月に開設されるクレイマー自身のウェブサイト www.danielkramer.com、10月に開かれる Rock and Roll Hall of Fame and Museum での展示、11月に発売の本 Early Dylan (Bullfinch Press) などの予定を伝えています。

bobdylan.com は10、11月のフィル・レッシュ＆フレンズとの共同ツアーの可能性を伝えています。未確定と断りつつ、ツアーは10月27日イリノイ大学など9公演のあとニュー・イングランド地方へ進み、11月15日以降ニューヨーク市へ向かうと伝えています。詳しくは Bob Dates へ。元グレイトフル・デッドのベーシスト、レッシュはゲスト多数とのフィル・レッシュ＆フレンズ公演を行っており現在は Summer Session festival に参加しています。

Bob Dates、bobdylan.com によると、ボブ・ディラン/ポール・サイモン・ツアーは1999年9月2日フロリダ、ウェスト・パーム・ビーチ公演から再開、現在のところ10公演予定されています。また Bob Dates は10、11月のフィル・レッシュ＆フレンズとのツアーの可能性を伝えています。

1999年8月21日に発売予定とされていたストリート・リーガル(リミックス＋リマスター)日本盤ですが発売日は9月以降の見込みです。グレイテスト・ヒッツ1と2(リマスター)も同じく発売され、長らくCDが廃盤となっていたアルバム ディラン も同時に再発売されるそうです。

rec.music.dylan/ HWY61-L への投稿によると、ノーマン・ジュイスン監督の新作映画 The Hurricane が1999年9月に開かれるトロント国際映画祭で特別上映されます。 ボブ・ディランも75年に歌った、無実の罪で投獄されるボクサーのハリケーンをデンゼル・ワシントンが演じます。ユニヴァーサル・ピクチャーズのページによれば映画は1999年12月公開です。

元YESのスティーブ・ハウのアルバム Portraits of Bob Dylan 日本盤が1999年8月5日発売されました。アルバムは全曲ボブ・ディランのカバーで構成され、ボブとダニー・オキーフの未発表共曲 Well, Well, Well も収録されています。

1999年8月20日、公式サイト bobdylan.com はアルバム Time Out of Mind の歌詞をネット上に初公開しました。収録曲の歌詞は1997年9月30日にアルバムが発売されたあと、ソングブックにのみ掲載されていました。歌詞はアルバムで実際に歌われているものとは違います。

今までも Expecting Rain の ページなど、ファンが聞き取った非公式な歌詞が公開されていました。ちなみに本来ならば97年11月発売予定だった歌詞本 「Lyrics 1962-1997」の発売日は未定です。

rec.music.dylan/ HWY61-L への投稿によると、CBS-TVのミニ・シリーズ Shake, Rattle and Roll は B.B.キングが歌うボブ・ディランの未発表曲 Fur Slippers を使用しています。曲は1991年に ブートレグ・シリーズの収録予定曲目として名前があがっていたそうです。

rec.music.dylan/ HWY61-L への投稿によると、ナタリー・コールは新しいアルバム Elektra で ボブ・ディランの曲 Serve Somebody をカバーしています。またメイビス・ステイプルズもボブ・ディランのカバーコンピレーションアルバム Tangled Up in Blues で同曲をカバーしています。 また、アルバム Time Out of Mind にも参加したデューク・ロビラードは自身のアルバム New Blues For Modern Man で Love Sick をカバーしています。

rec.music.dylan/ HWY61-L への投稿によると、ニューオーリンズの歌手アンダーズ・オズボーンは新しいアルバム Living Room でボブ・ディランとの未発表の共作 Coast to Coast Blues を録音しています。

rec.music.dylan/ HWY61-L への投稿によると Amusement Business1999年8月10日号は ボブ・ディラン/ポール・サイモンの 1999年7月30･31日ジョーンズ・ビーチ公演収益が2,117,320ドルだと伝えています。それぞれ、7月28日のホルムデル公演が 1,007,500ドル、7月18日ピッツバーグ公演が 679,403ドルの収益だそうです。

Sonyは1999年8月1-31日の間、全米のレコード店でボブのプロモーションCD "Milion Miles" と Independent Retail Directoryクーポンを無料で交換しています。1998年2月24日のグラミー授賞式から"Love Sick","Can't Wait", "Million Miles", "Cold Irons Bound" の4曲が収められています。これは6月にリマスター購入特典として一部のレコード店で配られたプロモーションCDと同じ内容と思われます。詳しくは bobdylan.com、あるいはIndependent Retail Directoryのページへ。

1999年8月5日発売の雑誌ビートレグvol.5に「Farewell Bucky Baxter」という写真入り記事が掲載されています。Daisuke Ozawa さんの記事は、今年5月の欧州公演でボブ・ディランのツアー・バンドから引退した、バッキー・バクスター7年以上にわたる演奏についての愛情に満ちた分析です。バッキーのディスコグラフィも掲載されています。最近のバッキーについては buckybaxter.com へどうぞ。

1999年6月30日に行われたエリック・クラプトンのクロスローズ・ベネフィットが VH1 で7月17日放映されその後数回再放送もされています。2時間弱の番組ではボブの演奏は2曲のみ、Don't think twice と Crosroads が放映されました。DVD等での発売も告知されていますが THE ERIC CLAPTON SLOWHAND GARDENのページによれば発売予定日はそれぞれ、ビデオ10月14日、LD10月27日、DVD11月10日です。 また、8月1日発売の雑誌プレイヤー9月号にはベネフィットの記事が写真とともに掲載されています。

ボブ・ディラン/ポール・サイモンの夏のツアー、33公演は7月31日ジョーンズ・ビーチで無事終了しました。その他、ベネフィットへの参加1回、小規模会場・クラブでの単独公演5回も行いました。当初は比較的オフの多い日程でしたが、終わってみると6月5日から8週間・56日間で39公演となりました。

今回はチャーリー・セクストンの初参加ということもあってか日々の曲目変化は少なくなり、サイモンと一緒という時間的制限で曲数自体も減りました。チケット上で先に名前が書かれていた方がメイン・アクトとなり、前座のアンコールにメインが参加してデュエットという形式が(少なくともツアー後半では)続きました。高騰したチケット価格のわりには客席もまず埋まっており、この夏話題のフォーク2大スター懐古ツアーとしては成功のうちに終わりました。

1999年7月26､27日の2日間、ボブ・ディランはNYCで演奏しました。26日トランプス公演はその10日程前に地元の大学ラジオで発表され、5日前に発売された900＋枚のチケットはプラチナとなりました。ボブはその3度目のアンコールでエルビス・コステロを迎え I Shall be Released を共演しました。出演まで観客と一緒に舞台をみていたというエルビスは、翌日TVのモーニング・ショーに出演し大好きなボブ・ディランと一緒に演奏できて嬉しかったと謙虚に語っています。

翌日27日マディスン・スクエア・ガーデン公演で前座となったボブは、アリーナ後方を除き満員となった会場で前日の John Brown や Visions of Johanna に続き Highlands や Lenny Blues など珍しい曲を披露しました。また、会場ではサルマン・ラシュディ、三浦久、菅野ヘッケル各氏の姿も見られたそうです。

1999年7月20日発売された、雑誌プロサウンド8月号には 今年5月欧州ツアーまでボブ・ディランのクルーとして働いていた西村 哲さんの Take it easy! 連載第一回が掲載されています。

1999年7月8日 MTVの Celebrity Deathmatch で ボブ＆ジェイコブ・ディラン親子とジェリー＆ベン・スティラー親子が対決しました。このタッグは5月に放映予定でしたが、なぜか延期されていたものです。この、有名人の粘土人形が死をかけてレスリングで戦うクレイメーション(粘土アニメ)は、 Celebrity Deathmatch ページでも楽しめます。