ボブ・ディランは1998年10月15日カルガリー公演を無事終え、北米ツアーを開始しました。 前座に Jann Arden、David Bromberg (10/22デュルース公演)、Joni Mitchell(10/23から)をむかえ11月7日のアトランタまで17公演予定されています。

公式サイト bobdylan.comは Performancesページでの未発表音源ファイル 更新を今も行っています。最新音源は今夏公演からの Friend of the Devil です。

rec.music.dylan/ HWY61-Lへの投稿によると、雑誌MOJO11月号は若い頃のボブの写真が表紙を飾っています。特集で豪華写真もたくさんです。

1998年7月18日「20世紀ポップロック大全集」全9タイトルが発売されていました。これは英国BBC制作の音楽教養番組番組「Dancing In The Street」をビデオ化したもので、96年にNHK教育、BS-11でも放映されているものです。 そのうちの一本「フォークロック旋風 So You Want to be a Rock & Roll Star」(発行:ＮＨＫソフトウェア/ PCVE-10768 /\3300/ 53分）はボブ・ディランが特集され映画「Eat the Document」の映像も使用されています。

1998年10月13日、コロンビア/レガシー・レコーディングスは ボブ・ディランの Live 1966: The "Royal Albert Hall" Concert -- The Bootleg Series Vol. 4 を発売しました。 エレクトリック・セットのミックスと豪華ブックレットが抜群だそうです。日本盤発売は1998年10月21日(予定)です。

1998年8月、C.P. LeeとPaul Kellyによる本 Bob Dylan: Like the Night (Paperback/ 192 p/ Interlink Pub Group/ ISBN: 1900924072)が発売されました。 Live 1966: The "Royal Albert Hall" Concert -- The Bootleg Series Vol. 4として発売された1966年5月17日マンチェスター、フリー・トレード・ホールでのコンサートの様子と詳細を実際にその場にいたC.P.リーが書いた本で素晴らしい評判です。

1998年10月8日ノーベル財団は今年度のノーベル文学賞にポルトガルの作家ジョゼ・サラマゴが決定したと発表しました。ボブ・ディランは3年前から候補として名が挙がっているという噂です。

1998年10月5日NYの the Museum of Television and Radio でセミナー"Ferocious Electricity: Bob Dylan and the 1966 Tour" が行われました。グレイル・マーカス、ドン・ペネベイカー、ロン・ローゼンバウムがパネリストとして招かれ、盛況に終わったそうです。マーカス氏は映画「レナルド・アンド・クララ」は見たことがないそうです。詳しくは bobdylan.com の ニュースページでセミナー85分完全中継をReal Audioで聞いてみましょう。

1998年10月15日カナダ、カルガリーから11月15日フロリダ州サンライズまで公演が21回予定されています。前座として Jann Arden、David Bromberg (10/22デュルース公演)、Joni Mitchellが予定されています。

rec.music.dylan/ HWY61-Lへの投稿によると、シェリル・クロウは1998年9月25日掲載USA TODAYのインタビューに答えて、ボブ・ディランにもらった曲 Mississippi や新しいアルバムについて語っています。曲の歌詞など詳しくはsherylcrow.comへ。

rec.music.dylan/ HWY61-Lへの投稿によると、The New York Observer紙vol.12(no.36)はロン・ローゼンバウムによる記事を1998年9月28日掲載しました。記事は｢Eat the Document｣と｢血の轍｣オリジナルNYスタジオ・セッション盤がリリース予定、 と公式サイトbobdylan.comの製作者ダン・レヴィ氏の話をもとに伝えています。

しかしダン・レヴィ氏自らの rec.music.dylan/ HWY61-Lへの投稿にみるように Eat The Document はビデオで発売されるのではなく、NYCとLAの the Museum of Television and Radio で上映される、という事実があるのみです（いまのところ）。

1998年のモントルー・ジャズ・フェスティバルとグラストンベリー・フェスティバルがそれぞれNHK-BS2でTV放映されます。どちらもボブ・ディランが参加したフェスティバルですが、ディラン側が当日撮影を許可しなかったためボブ・ディランの演奏は放映されません。各放映日：

rec.music.dylan/ HWY61-Lへの投稿によると、1997年2月日本公演までボブ・ディラン・ツアーバンドのギタリストで JJ と呼ばれファンにも親しまれたジョン・ジャクソンは現在ルシンダ・ウィリアムズのバンドで演奏しているそうです。

ボブ・ディランは1998年9月27日ネバダ州リノ公演を無事終え、一月ほど小休止に入る模様です。 rec.music.dylan/ HWY61-Lへの投稿によると、演奏順はルシンダ・ウィリアムズ(約30分)、ヴァン・モリスン(約80分)、ボブ(約90分)だったという事です。最近の公演へ。

1998年9月19日ビデオ｢DONT LOOK BACK｣(SONY RECORDS SRVM 1536 日本語字幕付き 約90分 \5145)が発売されました。字幕は過去に発売されたビデオともフィルム上映時のものとも違います(翻訳者不明)。

暇な人はその上手なパロディ、映画｢ボブ・ロバーツ｣(1991年ティム・ロビンス監督)もついでに見てみましょう。
(佐藤秀一さんの協力に感謝)

1998年9月19日発売された｢DONT LOOK BACK｣ビデオ貼付のDYLAN ALIVE! キャンペーン・ステッカーによると、そのステッカーの右下にある応募券をハガキに貼り応募すると抽選で50名様に Dylan"Memorial Disk" (Time Out Of Mind発売時アメリカでプロモーション用として制作された全アルバム・ジャケットの入った記念ディスク)がプレゼントされます。応募は1999年1月末日消印まで有効です。

rec.music.dylan/ HWY61-Lへの投稿(投稿2）によると、1966年の映画 Eat the Documentが20年ぶりに The Museum of Television & Radio によって NY (10/8-11/20)と LA(10/8 - 11/13)で公開されます。

1998年10月5日には特別上映とセミナー"Ferocious Electricity: Bob Dylan and the 1966 Tour," (パネリスト：Greil Marcus, Donn Pennebaker, New York ObserverコラムニストRon Rosenbaum）がNYで行われます。入場料は$10。 詳しくは博物館(+1 212 621-6600)へ。

ソニー・ミュージックのプレスリリース、ボブ・ディランページによると、ボブ・ディランのビデオ、ライブアルバム、シングル発売予定日は以下の通りです。