1999年12月24日から、渋谷シネパレス(03-3461-3534)で映画「ラスト・ワルツ」(マーティン・スコセッシ監督)がリバイバル・レイトショー公開されます。ボブも参加したザ・バンドのさよなら公演の記録映画は、毎晩9時より1回上映、日曜休映、水曜日は女性\1000、その他、詳しくは配給元のケイブルホーグへ。

1999年12月17日、CSTV放送チャンネル Viewsic の番組 pbs (PETER BARAKAN SHOW) ではリバイバル公開にあわせ映画ラスト・ワルツ特集が放映され、映画からは予告編、ザバンドの演奏(Stage Fright, The night they drove old dixie down)が紹介されました。その他番組ではマディ・ウォーターズの1971年ライブ映像(Hootchie Cootchie Man)とボブ・ディランのプロモーションビデオ6本が放映され、曲目は放映順に以下の通りでした。

rec.music.dylan/ HWY61-L への投稿によると映画 DONT LOOK BACK 特別版がDVD, VHS, レーザーディスクで2000年1月4日再発売されます。 DVDには監督D.A.ペネベイカー、ツアーマネジャーボビー・ニューワースのコメント、舞台裏、"Subterranean Homesick Blues" 別バージョン、映画未収録演奏5曲が追加収録されており、曲目は以下の通りです。

日刊スポーツでは 「あなたの選ぶ1900年代を代表する人物は？」という企画でアンケートを行っておりボブ・ディランも選択肢になっています。表紙からのリンクが見つかりませんでしたのでアンケート自体は終了しているようですが、結果発表は28日に日刊スポーツ紙面で、29日 nikkansports.comで一挙掲載されるそうです。

単行本「TIMEが選ぶ20世紀の100人」(上下各税別 \1800円, 株式会社アルク) が発売されています。雑誌 TIME が1998年6月2日発表した20世紀を代表する芸術家 20人の1人としてボブも選ばれており、単行本収録文章はその翻訳だと思われます。

1999年12月5日発売の雑誌ビートレグVol.7 にフレッド・タケット・インタヴュー(2)が掲載されています。今回掲載分ではハクエイ・タカノリが、ボブのファンジン The Bridge 掲載「アルバム録音記録」を見せ、実際 Saved 等ボブの録音に参加したタケットに訂正、新情報、思い出話などをきいています。 ちなみにタケットはこの12月のリトル・フィート日本公演のため来日していたそうです。

Yahoo の記事によると2000年2月8日発売のダニー・オキーフのアルバム Runnin' From The Devil にボブとの共作 Well, Well, Well, が収録されます。ボブとの共演ではありません。

1999年12月20日未明、カントリーの伝説ハンク・スノウがナッシュビルの自宅で亡くなりました。85歳でした。

1999年12月10日、リック・ダンコがニューヨーク州マーブルタウンの自宅で亡くなりました。 死因は不明、56歳の誕生日翌日でした。 最近では1997年8月、ボブ・ディランのコネチカット州ワーリングフォード公演に飛び入りし I Shall Be Released を共演しています。

CSTV放送チャンネル Viewsic の番組 pbs (PETER BARAKAN SHOW) では1999年12月17日 Last Waltz 特集を放映します。 映像はもちろんそれにちなんだアーティストの紹介、ボブの映像もあるそうです。 放送日時は初回が 12/17(金) 24:00-25:00、再放送が 12/18(土) 11:00-12:00、12/18(土) 27:00-28:00、 12/22(水) 21:00-22:00 です。詳しくは番組ページへ。

雑誌 GQ Japan 次号(2000年2月号）はボブ・ディラン大特集の予定です。

ミュージック・マガジン1月増刊号「ロックの世紀 VOL.2 1963-1970」 (株式会社ミュージック・マガジン \2000) が発売されています。 ボブは、この年毎の記録と解説文でなる索引つきのムック本文では 1965年エレキ化が取り上げられる程度です。 しかし、65年ボブを3人配置して黒を基調に目の覚める色使いという John and Jane Doe Inc. による素晴らしいデザインで表紙を飾っています。

1999年11月20日発売された雑誌 プロサウンド 12月号には インターネット・コレスポンダンス連載第2回アメリカSR記 Take It Easy が掲載されています。 1997年夏のボブ・ディラン北米ツアーの音響機材についてなど 西村 哲さんによる詳しい説明と充分な写真で非常に濃密なリポートです。 ジョーンズ・ビーチの写真もあります。

噂されていたボブ・ディランとポール・サイモン日本公演ですが この12月半ばの時点で発表もされておらず、2000年2月来日は少々現実的ではないといえます。 未だ来日公演の契約交渉中だそうですが、ボブの今後の予定は未定です。詳しくは Bob Dates また、bobdylan.com:live へ。

rec.music.dylan/ HWY61-L への 投稿によると Signatures Network で、ミュージシャンのコンサート関連商品が販売されています。 ボブのものも、ポスターやTシャツなど画像付きで様々な種類がそろっています。

1999年5月までボブバンドで活躍した バッキー・バクスターですが、新作も発表し12月から The Jamming Troubadours として6公演からなる 'Western Fun Times' Tour 1999 を行っています。詳しくは buckybaxter.com へ。

また現在ボブバンドで活躍しているラリー・キャンベル はツアー休憩の間も、複数のアーティストと仕事をこなしあふれる才能は無駄にしていません。 詳しくは LARRY CAMPBELL ページへ。

rec.music.dylan/ HWY61-L への投稿によると Acoustic Sounds のページでは ボブ・ディランのアルバム Blonde On Blonde (CSON 00841, $24.95)の SACD を販売しています。 SACD とはソニーが新開発したスーパー・オーディオ･CD(Super Audio CD) の略で、同じくこの秋新発売されたSACDプレーヤーで楽しむ事が出来るそうです。

rec.music.dylan/ HWY61-L への投稿によると、雑誌 Rolling Stone 1999年12月16-23号はベストソングライター等の投票結果を発表しており、ボブの名前もあがっています。 また別の投稿によると、 雑誌 Vanity Fair 1999年12月号 の特集 "Icons of Rock--Fifty Years of Rock 'N' Roll" でも多少ボブが取り上げられているそうです。

また Expecting Rain によると雑誌 GQ の1999年12月号は ルーベン・"ハリケーン"・カーター の記事が掲載されており ボブ関連の話題もあるそうです。

1999年11月16日、ネット雑誌 Salon のグレイル・マーカスによるコラム Real Life Rock Top 10がアンディ・ウォホールとボブ・ディランについて触れています。

1999年11月18日マサチューセッツ大学でフィル・レッシュとのツアーは終わり、19、20日は個人公演を3回こなしボブの秋ツアーは終わりました。 最終日20日デラウェア大学では前座のスーザン・テダッシ(Susan Tedeschi)がゲスト参加しました。

rec.music.dylan/ HWY61-L への投稿によると、共同ツアー中レッシュと共演した彼女の演奏をみたボブはとても感銘を受け、自分の前座へと招待し、アイドルからの申し出に感激したテダッシは損も覚悟で承諾したそうです。

1999年12月5日夜6時から BS放送 WOWOW でクロスローズ・ベネフィット・コンサートが放映されます。 ボブも出演したエリック・クラプトン主催のコンサートは、1999年6月30日に行われ、アメリカVH1で7月に放映され、すでにVHSとDVDで市販されています。

1999年11月18日、ダグ・サームがニューメキシコ州タオスで亡くなりました。 テキサス州オースティン在住、58歳でした。タオス警察によれば自然死ということです。 1973年ボブ・ディランは1973年のサームのアルバム"Doug Sahm and Band," に自作曲 "Wallflower" を提供しゲスト参加もしています。

1999年11月8日バルチモア公演以降ボブの演奏する曲名は一変し、名曲のカヴァー Hootchie Cootchie Man, Folsom Prison Blues や久しく演奏していない Song To Woody, Queen Jane, Ring Them Bells, I & I, What Good Am I? 等威厳のある選曲が続いています。フィル・レッシュの共演が続いているのに合わせ West LA Fade Away の復活、定番曲 SIlvio, Friend of the Devil がアンコールへ移動などマイナーチェンジもおきています。

ニューズグループで凡庸なセットリストへの不満が噴出していた直後のこの劇的な変化に、ボブ(達)はネットを気にかけてる、という希望的観測も囁かれ、Highlands デビューがAOL 掲示板でリクエストされた翌日だったという噂がにわかに信憑性を増しよみがえっています。

CSTV放送チャンネル VIBE の番組「Classics」 12月5日放映分はトム・ペティとボブ・ディラン特集を放映の予定です。その後再放送もあるそうですが詳しくは VIBE へ。