1998年11月6日「ロイヤル・アルバート・ホール」日本盤が発売されました。歌詞、対訳(田川律、片桐ユズル、三浦久)、解説(訳、訳注、追記：菅野ヘッケル)つきです。曲 Tell Me Momma は EDLIS の Ed Ricardさんによって聞き取りされた歌詞が掲載されています。

ボブ・ディランは北米ツアーを11月7日アトランタ公演で終えお休みに入った模様です。詳しくは偉大なビル・ペイゲルさんの公演日程情報ページ Bob Datesへ。または 最近の公演ページでのリンク先ヘどうぞ。

1998年11月7日深夜 WOWOW の30分音楽情報番組 Cosmic Baseで「ロイヤル・アルバート・ホール」日本盤発売が案内されましたがその際 I Don't Believe Youの映像(映画｢Eat The Document」から)も一分程放映されました。なお番組は翌日正午に再放送されました。

ディラン人形(14インチ)が発売されています。詳しくは Dolls by Impostersへ。その他、ジェリー人形、マーレー人形、ビルとモニカ人形もあります。

1998年10月、The Bob Dylan Companion : Four Decades of Commentary というクリントン・ヘイリン他による本が発売されました。内容は不明です。

雑誌 rockin' on 1998年12月号(表紙ジョン・レノン)にボブ・ディランのインタビューが掲載されました。(翻訳:Makoto Takami)62、65、75年の素晴らしい写真が使われ、井上貴子氏によるCDレビューも掲載されています。

インタビューは1997年10月5(または4)日にロンドンで行われた合同インタビューですでにイギリスの雑誌 MOJO1998年2月号、ノルウェイの新聞 VG1997年10月19日付、 スウェーデンの Aftonbladet、フランスの雑誌 Les Inrockuptibles 1997年10月15日号(表紙)、ドイツの雑誌 Der Spiegel に掲載されています。
(bobby & 小沢大介さんの情報提供に感謝)

Sony Music Online JapanのNew Releaseページに Royal Albert Hall 11月6日発売が発表されています。また雑誌「レコード・コレクターズ」「ミュージック・マガジン」11月号掲載の広告もそう告げています。前者には記事も掲載されています。

音楽雑誌 MOJOの1998年10月号の特集「100人の偉大な歌手」でボブは11位にランクされています。サム・クック、スモーキー・ロビンスン、フランク・シナトラ、ジョン・レノンなどが上位に選ばれ１位はアレサ・フランクリンです。
(bobby ＆ Mさんの情報提供に感謝)

音楽雑誌「ＶＯＸ」の1998年3月号に、ボブとヴァン・モリスンのニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデン・ジョイント・コンサートの模様が掲載されています。同時期同じ場所で行われたローリング・ストーンズ公演紹介の隣にボブのカラー写真(6x8cm)入りで簡単に紹介されています。
(bobbyさんの情報提供に感謝)

1998年10月25日夜11時からのフジテレビの番組「ミュージック・フェア」にシェリル・クロウが出演しました。ボブ・ディラン作の Mississippi を歌ったのかどうかは不明です。

朝日新聞1998年10月2日付朝刊（一部地域では同日付け夕刊掲載）にコラムニスト小田嶋隆による「20世紀の古典ボブ・ディラン - 粗雑な歌唱に未完の美」が掲載されました。内容は78年武道館公演を最前列女性同伴で見た自慢と、カバーされるディランの曲が多い理由の考察です。78年公演時と思われるボブの写真もあります。
(bobbyさんのメールに感謝)

サックス奏者ジョシュア・レッドマンが最新アルバム「Timeless Tales For Chaging Times」でボブ・ディランの Times They Are A-Changin' をカバーしています。またドラマー村上“ポンタ”秀一のデビュー25周年記念アルバム「Welcome to My Life」には桑田佳祐歌う Knockin' on Heaven's Door が収録されています。
(bobbyさんのメールに感謝)

1998年10月13日全米で発売された Live 1966: The "Royal Albert Hall" Concert -- The Bootleg Series Vol. 4は1998年10月30日付ビルボード・チャート31位に初登場しました。

お手製の横断幕にも迎えられる中、1998年10月22日ボブ・ディランは生まれ故郷のミネソタ州デュルースで公演を行いました。

が然注目されたボブの言動ですが、初めて凱旋公演した気持ちなどを舞台で口にすることはありませんでした。もっとも2曲目の I'll Remember You、アコースティック・セット1曲目 Tomorrow Is A Long Time など美しい曲が歌われた事実がデュルースへの気持ちを反映していると想像されます。

ボブ・ディランの The Man In Me が挿入歌として使われているコーエン兄弟の映画「ビッグ・リボウスキ」が1998年11月21日(予定) から日本公開されます。予告編、各地の上映館等詳しくは配給会社アスミックのページへ。ちなみにアスミックのページにはジム・ジャームッシュ監督のニール・ヤング・ドキュメンタリー｢イヤー・オブ・ザ・ホース｣の予告編などもあります。

Yahoo!の 10月15日付記事、rec.music.dylan/ HWY61-Lへの 投稿によると、11月3日発売されるアメリカCBSのTVドラマ・シリーズ Touched by an Angelのサウンド・トラックには ボブ・ディランの Dignity が収録されています。もともと1989年のアルバム Oh Mercy のため録音され Greatest Hits 3で初めて発表された曲ですが、また別バージョンだそうです。

このサントラは全16曲。うちわけは新曲が13曲、既発表曲の新バージョン2曲(セリーヌ・ディオン、ボブ・ディラン)、1曲のクラシック(ショーン・カルビン)です。

日本盤が発売延期された Live 1966: The "Royal Albert Hall" Concert -- The Bootleg Series Vol. 4ですが、日本の音楽雑誌にも既にレコード評は掲載されています。
(bobbyさんのメールに感謝)

Sony Musicによると、1998年10月13日全米で発売された Live 1966: The "Royal Albert Hall" Concert -- The Bootleg Series Vol. 4の日本盤発売は11月6日に延期されました。またLoveSickシングルも11月26日に発売延期されました。(10月20日現在)
(taisuke ebinuma & Hideki Tanakaさんのメールに感謝)