イギリスのTimes Magazine 1997年11月15日号にボブのインタビューが掲載されました。

日本の音楽プロモーターウドー音楽事務所は設立30周年を迎え、それを記念して"ロック・コンサート展"を1997年10月10〜21日に開催しましたが、そこで展示されたレア・グッズをネット上に公開しています。
86年来日時のボブのポスターなどもあります。

公式サイトbobdylan.comでは、97年12月、98年1月に行われるボブのコンサートのチケット購入を郵便で受け付けています。 詳しくは親切なメイル・オーダー・ページへ。

オンライン音楽情報誌Wall Of Soundによると、ボブは1997年11月14日カリフォルニア州San Jose でThe Wallflowersを前座に迎え演奏を行いました。これはApplied Materialsという企業のための私的なパーティです。詳しくはWall Of Soundによるすごい写真つきの記事、または最近のコンサートへ。もっと詳しくは偉大なBill Pagel氏のBob Datesへ。

ボブが企業のパーティに招かれるのは、96年2月2日の野村証券のもの以来、The Wallflowersと同日に同じ舞台で続けて演奏をするのは、97年5月2日のメンフィスでのフェスティバルにおけるニアミスを除けば初めてです。

Edna Gunderson によるボブのインタビューがオンライン音楽情報誌 Music Centralに掲載されました。

Columbia Recordsのボブ・ディラン公式サイト bobdylan.com ではメイリング・リストの購読者をページ上で募集していますが、購読者にはbobdylan.comの新たな素晴らしいページのアドレスが伝えられました。

偉大なBill Pagel氏のBob Datesページによると、ボブは12月にLAの900人収容の会場で5日間連続公演を行います。また1998年1月にはNY、マディソン・スクエア・ガーデンで同じく5回公演を、これはVan Morrisonと共に行います。1996年7月19日のノルウェイ以来Van Morrisonとの再共演へは、3度目の挑戦です。

この10回の公演は、 1995年12月に行われたPatti Smithと共に行ったParadise Lost Tour以来の歴史的な素晴らしいものになることでしょう。

新しいアルバム"Time Out Of Mind"や1989年の"Oh Mercy"のプロデューサー Daniel Lanoisが 1997年10月24日付のアイルランドの新聞 Irish Timesのインタビューに答え、ボブとのレコーディング時の楽しい話を披露しています。

新しいアルバム発売後初めてのツアーが1997年10月24日アメリカ、ミシシッピーから始まりました。新曲"Cold Irons Bound"、"Can't Wait"そして" 'Til I Fell In Love With You"も登場しました。詳しくは最近の公演へ。もっと詳しくは偉大なBill Pagel氏のBob Datesへ。

Tower Records心斎橋店の4階に、巨大な"TOOM"のディスプレイが登場しました。2ヶ月ほどは掲示されるそうです。

オンラインCDショップCD NOWでは今ボブ・ディランが取り上げられており、過去のアルバムも割引販売されています。それぞれ説明やRealAudioもあります。不思議な"BOB DYLAN: HIGHWAY OF DIAMONDS-EVENING (Date:09/09/1997)"というものや "Bob Dylan: Interview"というものが発売されています。 これについてご存知の方は私にも教えてください。

1997年10月22日 Time Out Of Mind 日本盤が発売されました｡歌詞は、中川五郎氏による日本語訳のみで原詞は印刷されていません(もちろん Expecting Rain で原詞は全曲見る事ができます)。購入者にはみうらじゅん氏デザインのボブ人形のポストカード5枚セットがタワーレコーズ等の店頭でプレゼントされます｡

1997年10月5日に行われたというインタヴューが、1997年10月19日付のノルウェイの新聞 VG、スウェーデンの Aftonbladet にも登場しました｡

1997年10月16日マンハッタンで、ボブはリリアンとドロシー・ギッシュ賞のメダルと20万ドルの小切手を受け取りました｡ NewsDayと UPIによる 報告(rec.music.dylan/ HWY61-Lへの投稿) もあります。 この賞は"世界の美、人の楽しみ、そして人生の理解に傑出した貢献をした芸術家に（An artist "who has made an outstanding contribution to the beauty of the world and to mankind's enjoyment and understanding of life.）"与えられる賞です｡

R.Avedonによるボブの写真が、フランスの週刊誌 Les Inrockuptibles 10月15日号の表紙を飾りました｡ 雑誌にはボブのロング・インタヴューも掲載されています｡
（インタビューの概要の英訳(rec.music.dylan/ HWY61-Lへの投稿) ）

ボブの新しいインタヴューがドイツの雑誌 Der Spiegelに掲載されました｡
またその英訳(Expecting Rain)もされています。

SBM(スーパー・ビット・マッピング)でリミックスされ全米で再発売された"Biograph"と"The Bootleg Series Volumes 1-3"のうち"Biograph"はミスが発見されたために回収されましたが、その修正版がもう発売されています。そのミスとは4曲が（"I Don't Believe You"等）、元の"Biograph"に収録されていたものとは違う日付のライヴ・バージョンに入れ替わっていた、という事のようです。現在も Music Merchant等で手に入ります。

ニューズウィークUS版1997年10月6日に掲載されたボブのインタヴューの全訳が日本版1997年10月22日号に掲載されました。ちなみに表紙は金正日総書記です。

心嚢病（ヒストプラズモ）については、仕事熱心なEDLIS(The Exchange Dylan Lyrics - Internet Servise)の方たちが病気関連情報のページを作ってくれています。

ボブは1997年度のドロシーとリリアン・ギッシュ賞を受賞しました｡この創成期の映画俳優姉妹の名を取った賞は、芸術に多大な貢献をした人物に授与されるものです｡1994に最初の賞が建築家Frank.O.Gehryに、1995年には映画監督/劇作家のイングマル・ベルイマンに授与されています｡

1997年9月30日に全米発売されたボブの新作"Time Out Of Mind"が1997年10月18日付のBillbord誌のチャート10位に初登場しました｡コロンビア・レコードのDaily Dishによると、1979年のアルバム"Slow Train Coming"以来初のトップ10レコードです。ちなみに同じ発売日のThe Rolling Stonesの新作"BRIDGES TO BABYLON"は初登場3位でした｡

1997年10月9日、ノーベル財団は今年度のノーベル文学賞にイタリア人劇作家・俳優のDario Foが決定したと発表しました｡ボブを賞に推薦している人々は来年に期待していると推測されます｡ Expecting Rain のノーベル賞ページにそれについての詳しい情報が掲載されています｡
(過去のノーベル文学賞受賞者)

新しいインタヴューと新作評が、1997/9/30付 USA Today、1997/9/27付 New York Times (Bread Crumb Sins Interviews Page)、と1997/10/6付のNewsweek(rec.music.dylan/ HWY61-Lへの投稿) に掲載されました。Newsweekでは表紙を飾ったボブは気さくに質問に答え、息子のジェイコブのバンド The Wallflowersの成功についても触れています。

1997年9月27日ボブは、イタリア、ボローニャで行われたカトリックの青年集会でローマ法王ヨハネ・パウロ2世と20万人の観客の前で3曲演奏しました。ABC、CNNにはAP通信によるリポート、写真そして映像が、さらに詳しいレヴューがBread Crumb Sinsに掲載されています。
(セットリスト)

1997年12月7日にボブは、ワシントンDCのジョン・F・ケネディ・センターで行われる20th annual honor of the John F. Kennedy Centerの授賞式で演奏し、賞を受賞します。他の受賞者は女優ローレン・バコール、男優チャールトン・ヘストンなど全5名です。授賞式にはクリントン大統領も出席予定。