人物紹介 |
John "J.J." Jackson
Guitar (Acoustic, Electric), Slide Guitar,
Banjo, Vocals(bckgr)
1991年からボブのバンドに参加し、1997年2月24日日本ツアー最終日 札幌公演を最後にバンドを離れました。96年秋舞台上でボブと見せ合った冷たい態度は不仲説の原因となりました。明るく気さくな長身の彼はおおきな笑顔を長年見せてくれましたが、特に91年グラミー授賞式での迫力ある Masters Of War は忘れられません。ボブがリードを取るようになる95年頃からは毎晩ギターでボブと闘っていました。
ビンテージともいえる充実した年96年6,7月、ポール・スミスの青い細身スーツを身につけメガネをかけた姿は当時のエリック・クラプトンに良く似ていました。
録音参加作品
year artist title
1995 Bob Dylan MTV Unplugged 1995 Bob Dylan Dignity [single CD] 1995 [Various Artists] Woodstock 1994 1996?Townes Van Zandt ? 1996 [Various Artists] Rock & Roll Hall of Fame 1997 [Various Artists] Songs of Jimmie Rodgers -Tribute 1997 Bob Dylan Not Dark Yet [single CD]
メモ
- ボブとの最初の公演: 1991年1月28日 スイス チューリヒ
- 最後の公演: 1997年2月24日 札幌 厚生年金会館
- 1980年代、地元ナッシュヴィルで The Practical Stylists、自身の John Jackson and the Rhythm Rockers など幾つかのバンドに参加。また Jo-EL Sonnier とも 共演しています。
- 1991年、ツアーに参加した時はほぼ無名の人物でした。1990年10月にギタリスト G. E. スミスがバンドを離れたあとボブにはしばらく決まったギタリストがいませんでしたが、その頃J.J. はニューヨークで Kathy Mattea とライブで共演しており、それをボブが見かけてバンドに誘ったそうです。
- J.J. は現在ルシンダ・ウィリアムズのツアーで演奏しています。いつからかは不明ですが、少なくとも1998年秋のアメリカツアーでルシンダがボブの前座をつとめた時点ですでに加入していました。
- サウンドチェックではボブの代わりに歌ったりしていたのが知られています。
- 1993年6月のマルセイユ公演ではまだジョニーと呼んでいますが、その後いつからか J.J. とボブが好んで呼びだしました。本人はそれまでそういう呼ばれかたはしていなかったそうです。 ちなみに、ミシシッピ・ジョン・ハートやエリザベス・コットンと共演した John Jackson という同名のブルースマンがいます。
参考
- ISIS Issue 73
- Bob Dylan and the Never Ending Tour Band
- EDLIS The Bob Dylan Who's Who: Jackson, John (J.J.)
- Olof Bjoner's Yearly Chronicles
- Tangled Up In Tapes by Glen Dundas
- Bob Dates (Bob Links)
- rec.music.dylan/HWY61-Lの投稿 (Deja.com)
- Lucinda Williams - Unofficial
- G.E.Smith Unofficial Fan Site
更新日: 1999年11月15日
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